男性自身の悩みから何気に勃起薬を利用している人は経験則的にも気づいているかもしれません。
性欲が無いから勃起力が低下しているのか、勃起力が低下したから性欲が薄くなっているのかと「卵が先が鶏が先か」もしくは両方ともが要因なのか。
どちらにしても、性欲や勃起力が衰えてくるのは男性ホルモンの一種である「テストステロン」が減少する事により性欲減退により勃起がしにくくなるようです。
そして、この「テストステロン」の増量は日常の食生活の中から改善する事により若いころのような精力を取りもどす事が期待できます。

勃起力と性欲は食材から補強

加齢とともに性欲が減退するのは諦められるかもしれませんが、実は年齢と性欲低下に直接的な関係ではありません。
例えば加齢による肉体的な老化と性欲の関係性においては、健康的な生活を送っている運動選手や肉体労働者など高齢でも総じて精力が強いとも言われています。逆く精力、回復力が高い若い男性でも性欲がない又は弱い男性はたくさんいます。
以前から性欲の強弱は男性ホルモンの強さが影響している等は間違いではなく、最近では更に明確にテストステロンという物質と関係している事が分かっています。
このテストステロンは男性ホルモンの1種である男らしさをつかさどる成分です。
男女共に性欲の減退の1要因としてテストステロン量が減少が関連していると報告されています。

- 性欲の減退
- 勃起力の低下
- 精子の質や量の悪化
- 体の脂肪量の上昇
- 筋肉量の低下
つまり今回意識すべきはテストステロンを増やす効果の高い食材を取る事なのです!
性欲と勃起力、勃起サイズ
性欲が強ければ、強い勃起力で硬さ、太さがマシマシで勃起サイズも高くなります。
性欲や勃起力の悩みはストレス、不安、緊張と疲れなどから心身共の問題もありますが、性欲が先か勃起力が先かではなく両方同時に取り組みたいですね。
手っ取り早く「まずは勃起力」を回復して「勃起におる性欲」の回復ならば最先端医療の勃起薬を自ら処方してみるのも選択肢となります。
弱った性欲を高め積極的にとりたい食材
性欲と勃起力は表裏一体ではありますが、それでもまず性欲を向上させるために何を意識して食したら良いのか調べていきましょう。

性欲向上にはテストステロンの原料となる亜鉛などのミネラル分やビタミンDなどの栄養素を含んだ食事をとる事が効果的と言われています。
カキ・牡蠣(オイスター)
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牡蠣にはテストステロンの原料になる亜鉛が豊富に含まれています。
亜鉛はミネラル分の一種でテストステロンを増やす効果のある成分です。亜鉛は一定量以上を体に蓄積しておくことが出来ないのと一気に取りすぎるのも体に良くないので定期的な摂取がおすすめです。
甲殻類、貝など

カニやエビなどを始めとする甲殻類のシーフードはテストステロン量を増やすのに有効な食材です。
比較的に高級な食材ですので他の食材と他の食材ともバランス良くとると経済的にも嬉しいですね。
甲殻類が含む栄養素のサプリメントより補助的に摂取するのも良いかも知れません。
牛肉の赤身肉
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肉にはテストステロン量を増やす効果のあるビタミンDや亜鉛が含まれています。また、肉は豊富なタンパク源で男性らしい筋肉をつけるのにも有効です。筋肉量が増えると男性ホルモン量も高まり、精力が向上します。
肉にはもちろん脂肪を含まれているため、食べ過ぎは肥満の原因になります。肥満は勃起障害(ED)の原因になるので注意しましょう。お肉を食べるのであれば、しっかりと運動もするようにしましょう。
マグロ(ツナ)
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マグロにはビタミンDが豊富に含まれており、テストステロン量アップ効果が見込めます。ツナ缶なら手軽に利用が出来そうですね。
また、心臓の健康状態を維持するのにも効果があると言われています。タンパク質も豊富に含まれている栄養価の高い食材にも関わらず、カロリーが低いので健康的な食材です。
マグロ以外の魚ではシャケなどにも豊富なビタミンDが含まれています。
豆類

豆は比較的に栄養価が高い食材でタンパク質も豊富に含まれており、筋肉量を増やす効果もあります。
しかし大豆が原料のソイプロテインを過度に摂取してしまうと性機能低下の可能性もあるので注意は必要です。
またビタミンDや亜鉛も豊富に含まれており、男性ホルモン量を増やす効果もあります。比較的価格が安く日頃の食事とも相性が良いのでおすすめの食材です。
カボチャの種

カボチャの種は優れた亜鉛の供給源で、男性ホルモンの一種テストステロンを増強する効果があります。
亜鉛などは男性ホルモンの一種のテストステロンを高めますが、女性でもテストステロン値が強い女性は性欲が強い事も分かっています。
松の実

松の実にもテストステロンの生成を促す亜鉛が豊富に含まれています。
松の実は古くから性欲を強めるアイテムとして男女共に使用されてきました。
古代アラビアでは医薬品として松の実を精力増強として利用され続けていました。
「ローマの詩人オウィディウスは『尖った松の葉、その木の実は精力をもたらす」として愛人に渡したのだとか。
低脂肪の牛乳

牛乳は栄養価が非常に高く、タンパク質、カルシウムを豊富に含んでおり、骨を強くする効果があります。またビタミンDも含まれているため、精力の改善効果にも期待が出来ます。
牛乳にはたくさん種類がありますが、なかでもビタミンDが豊富で脂肪の少ない商品をおすすめします。
卵(卵黄)
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卵黄はビタミンDが豊富な食材の一つです。
卵は以前は1日1,2個までなどとされていましが、実はコレステロールと卵の関係性には十分な科学的根拠がないとされています。
卵は、食物繊維とビタミンC以外の栄養素をすべて含んでいる理想的な食品であり、生でも茹でても効率的に栄養素を摂取できる。
勃起力を改善する食材
勃起力の原因を改善する方法は医学的に分かっており改善する方法について医薬品があります。
しかし、医薬品を好まない漢方などを好む人もいますので、こちらで紹介する食材も試してみるのもおススメします。
勃起不全は病気であり、これらの食材を摂取しても完全治療効果はありません。
一時的に症状が改善するかもしれませんが、効果がある場合は継続的に摂取をおススメいたします。

男性自身の健康で重要なのは勃起が正常に行えることではないでしょうか。
マカ

ドラッグストアーで定番商品の「マカ」はペルーが原産のカブのような形をした多年生植物です。
主に標高4,000~5,000mの高い場所に分布し、強い紫外線、酸性土壌、昼夜の激しい温度差などの過酷な環境下で豊富な栄養素を吸収して育ちます。そのため古来より強壮作用や疲労の回復など、現在のエナジードリンクのような目的で使用されている植物です。
とはいえマカをそのまま食べるわけにもいきません。おすすめは有効成分を抽出した男性向けのマカサプリの利用です。
ED治療薬と同様に前立腺の肥大を改善する効果があり、その似ていいる効能からもED治療にも有効とされています。
クラチャイダム

クラチャイダムはタイ原産のショウガ科の植物です。日本では黒ショウガやブラックジンジャーとも呼ばれている非常に栄養価の高い食材です。
主にクラチャイダムの根の部分が特に栄養価が高いとされており、この部分を粉末もしくはエキスにして漢方薬や精力剤に使用しています。本場タイでは昔から滋養強壮や精力増強、疲労回復、美容効果などを目的にクラチャイダムが使用されているようです。
現在でもタイの男性は刻んだクラチャイダムをお茶として飲むことが多いそうですよ。クラチャイダムには勃起力の改善効果の高いアルギニンがマカの2倍以上も含まれていると判明したことから注目されるようになりました。
こちらも「マカ」同様に勃起薬と同様な効果があるのでED治療薬にも有効とされています。
高麗人参

高栄養価の漢方食材として有名な高麗人参ですが、実は勃起不全の治療にもおすすめです。専門機関による調査ではED患者を対象に行った実験で高麗人参サプリを与えた結果、対象者の約60%の男性においてED改善の効果があったと発表しています。
また高麗人参に含まれるアルギニンは一酸化窒素(NO)の分泌を増やす効果もある事から、勃起に重要な血液の循環機能を高める効果があります。
スイカ

スイカにはシトルリンと呼ばれるアミノ酸の一種が豊富に含まれています。
シトルリンはアルギニンと同様に体内の一酸化窒素(NO)分泌を促進し、血液の循環機能を高める効果があります。勃起力改善を目的とした多くの精力剤の主要成分としてシトルリンが含まれています。
シトルリンは運動パフォーマンスの向上、冷え・むくみの解消、肌の潤いを保つなど、女性に嬉しい効果が期待されています。血流を良くするという事から勃起力の改善に効果もあると考えられています。
鶏肉

鶏肉は血液の循環機能を高める一酸化窒素(NO)を増やすアルギニンが豊富に含まれています。
また他の種類の肉よりも脂肪量が少ないため、EDの原因となる肥満対策にも有効です。
タンパク質も豊富に含まれているため体を鍛えようとしている男性にもおすすめです。
筋肉量を増やす事は性欲や精子の質を高める効果があります。
ピスタチオ

お酒のつまみとして人気のピスタチオですが、実は性機能改善の効果があると言われています。
2011年に行われた調査ではED患者に数週間にわたりピスタチオを与えた結果、勃起力の改善効果があったと報告しています。
1日100グラム位で効果があるとされていますので晩酌のお供をピスタチオに変えるのも良いのではないでしょうか。
副作用のリスクも少ないため、安全性の高いED治療方の一つです。
ビターチョコ

かなり身近な高栄養価なお菓子のチョコレートですが、実は性機能の改善に効果があると言われています。
勃起力の改善には血液の循環機能を高める事が効果的とされています。チョコレートに含まれるフラボノイドという成分は体内で一酸化窒素(NO)の分泌を増やして血流を増やす効果があると言われています。
ミルクを豊富に含んだ甘いチョコレートはフラボノイドの量が少なく、脂肪を多く含んでいるため、美味しいですがEDの改善には向いていません。
苦手な方も多いかとは思いますが、ビターチョコの方がフラボノイドが豊富に含まれています。
効率的に性欲増強、勃起力改善の栄養を摂取するには
性欲や勃起力改善について民間療法的な根拠が薄いモノもあります。また、コストが高めな食材だったりすので多くの人はサプリメントに置き換えて摂取をしているかと思われます。
多くの栄養素は多種多様でバランスが良い食生活を送っていれば不足する事はないのですが、更なる改善を望むのならば意識して食材を摂取したいですね。
また、もし男性機能を改善したいのでしたら性欲が落ちている人の傾向としては、まず勃起力が低下しているはずです。

20代の頃のように朝立ちで目が覚めたり、好みのタイプの女性とすれ違った時に、勃起力、勃起感を感じられるのならば、それは性欲が伴っているはずです。
逆に性欲はあるのに満足に勃起が出来ない状態が問題なはずですので、まずは勃起力を回復するのが性欲増強の近道かもしれません。
もし、性欲ではなく先に男性機能改善を期待して活動をしてるのでしたら、
- 先ずは勃起薬から初めて見る
- 勃起力が改善すれば性欲も同時に戻ってくる
- 医薬品が苦手ならば勃起薬と同じ効能を持つスイカ、高麗人参などを食する
- ビタミンDや亜鉛のサプリを利用する
食事以外で意識すべき事
よく言われる食事以外で取り組みたい活動は実際はあまり効果がないというのが経験から見えてくると思います。例えば、
- 定期的な運動や筋トレ
- 質の良い睡眠を取る
- ストレスをためない
- タバコやお酒を控える
日ごろからスポーツをしており、良い睡眠をとっているので、ストレスを立てなくても勃起不全にもなります。そもそも、勃起不全の原因というのは対処療法的に勃起薬が開発はされていますが、根本的に治療できる治療方法は発見されておりません。
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