YOSHIKIさんとの出会いに感動

 元X−JAPANのYOSHIKIさんは、日本とアメリカで半々の生活をしていて、今、日本が頑張れば、必ずIT関係でアメリカをキャッチアップすることができると言うことを強く感じておられました。彼は音楽の最先端で活躍しながら日本の現状に対して様々な問題意識を持っていて、10月にお会いしたときにも問題提起をしてくれました。
 それに対しまして、私は「あなたの考えをまとめてレポートでいただきたい」と申し上げたら、あれだけ本当にいろいろ忙しい人が自らワープロを打って、問題点をまとめてくれました。それは通産省の担当の機械情報産業局課長がびっくりするくらい、ぴしっとした形で非常にしっかりできているレポートでした。
 私は彼の日本や音楽業界に対する真摯で熱い情熱に触れて大変な感動を覚えました。
 アメリカ社会と日本社会を行ったり来たりしている中、これからやらなければいけないことを、実際にご自分がユーザーとして一生懸命に日々取り組んでおられる第一線で、どこにネックがあってどこを直せば良いか、どいういうことをしていけば良いか、そういうことをきちんまとめていただいた大変貴重なご意見でありました。その内容は通産省がIT化に対してこれからやろうとしていることの方向性とも合致しており、大いに力づけられもしましたし、ぜひ参考にさせていただきたいと思っています。

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 また2005年に愛知万博が開かれます。「自然の叡知」というのがメインテーマです。しかし、展開していく基本的な幾つかの柱というものは、いろいろなことをやれば良いと思います。高度情報化のIT、世界同時でバーチャルな形で世界に発信をして、それを見た人が行ってみたいという気を起こさせるようなユニークなものや、循環型社会リサイクルの社会というコンセプトなどを入れても面白いと思っています。
 「万国博覧会」と言いましても20世紀「大阪万博」に代表される高度工業化社会をメインにとした大量生産、大量消費、大量廃棄といういうところから脱却を目指して、地球環境を守っていくためには、どうやってリサイクル社会を実現するのか、そういうものを愛知万博を通じて世界に発信していくかということが重要だと思います。ただパビリオンの大きさを競ったり、珍しい乗り物が目玉になるということよりも、省資源に結びついた展示物、展示館、ディスプレイを工夫する形が21世紀の幕開けに相応しいものだと思います。また我が国の少子高齢化という現実にも焦点をあて、未来を担う子供たちやお年寄りにも優しく希望が持てるという側面も出せる、そういう万博であって欲しいと思っております。 
 勿論若い感性というのも必要で、世界規模のお祭り的要素があるわけですから、若い人たちが魅力を感じるものを具現化出来る人材が万博の主催者の中にいて能力を発揮してくださることも大切です。それで10月にYOSHIKIさん来られたときに、万博担当大臣として、ひとつ協力をしてくれませんかと言ったら、非常に快く承知してくださいました。
 今上陛下御在位10年のときに、YOSHIKIさんがご自分で精魂こめて素晴らしい曲を作曲をされ、そして、それを皇居前広場の中でオーケストラとご自分がピアノを弾いて立派に素晴らしい演奏されたことに、私が大変深い感銘を受けていたこともあって、二回目に彼が大臣室に来られたときに、愛知万博のテーマ曲みたいなものを考えてやってくれないかとお願いしたら「力いっぱいやります」と快諾をしてくれました。
 私は、YOSHIKIさんをはじめとして、アトラクティブで、非常に新しい感性のそういう人材が万博をつくる側に入ってくれると、非常に良い万博になると思うのです。
 分野の全く異なるYOSHIKIさんから、本当に多くの新鮮な刺激を受ける機会を得られたことはある意味で驚きであり、大変有り難いことだと思っています。この出会いに心より感謝をしています。

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