梅梅
新年の御挨拶
平成二十三年 新年ご挨拶
『たちあがれ!日本 』

<たちあがれ日本 代表>
衆議院議員 平沼 赳夫


■たちあがれ日本 結党

国難のときです。日一日、国土と主権が侵害され、刻一刻、国益は損なわれ、今この現在も国民の生命財産は脅かされています。

目先の保身に走り、日本国と国民への責任を果たそうともしない「政治屋」 ばかりが跋扈し、政治への信頼は地に堕ちています。

誇りある日本の歴史・伝統・文化に対する知識も敬意の欠片もなく、現日本国憲法を金科玉条のように信仰し、歪曲され捏造された他国の歴史観に毒されているリベラル政治家たちが、御霊となって今も祖国を御守護いただいている英霊を貶め、我が国の主権、国柄、国益を損なう政策を推進しつつあります。

国際社会の厳しい現実を見ず他国の顔色ばかりを窺い、ご機嫌取りの為に日本の国益と主権、国際的な信頼と国民の安全を蔑ろにし、一体どこの国の政治家なのか分からないような外交姿勢など言語道断です。自分たちの政権や地位を守るためだけに、世界の現実と日本の将来への大局的な視点を欠き、国家と国民に対する責任を忘れた政治がこれ以上続くことは、もはや犯罪にも等しい亡国への道です。

これら政治の迷走によって国民生活の根幹が破壊されようとしている日本の危機的状況を心から憂い、父祖が築き 連綿と受け継がれてきた日本の伝統を守り、強い経済と安心な社会を両輪とする政策を掲げ、民主党打倒と政界再編を実現するために、過去のしがらみや今までの地位も何もかも捨てる覚悟で、平成二十二年四月十日、五名の同志で「たちあがれ日本」を結党いたしました。

若い世代に誇りある日本を継承することが、今を生きる我々の最大の責任です。

私たちは「選挙のための政党」などでは断じてありません。結党の後、七月の参議員選挙では、三ヶ月間という短い準備期間でしたが、責任ある経済再生と財政再建、外国人参政権・夫婦別姓反対などをお訴えし、全国で一二三万票余りの得票をいただき、片山虎之助先生が当選させていただくことが出来ました。現在、衆議院三名、参議院三名で頑張っています。我々の誰一人として自己保身など考えもしません。小手先のバラマキや利益誘導などで国民有権者の歓心を買うような無責任な真似はとても出来ません。本当に必要なことを、正直にまっすぐに訴えて参ります。

■平成二二年九月二四日は「国辱の日」

平成22年9月24日は「国辱の日」です。

菅内閣は刑事事件の犯人である中国人船長を処分保留として無罪釈放し、飛行場の使用規制時間外にもかかわらずチャーター機を無料で離発着させるという特別サービスの上、無償で燃料補給までしてお帰りいただく一方で、尖閣ビデオ告発した海上保安庁一等航海士を何とか罪に問い処分することに一生懸命でした。

日本国と日本国民の利益を守る為の政治ではなく、他国の利益を第一優先にしているとしか思えません。

今回の尖閣事件は、「領土」「主権」「国益」について日本と日本人が目を背け続けてきた、真正面から向き合わなければならない現実をあらためて突きつけました。

尖閣諸島付近の日本領海で海上保安庁の巡視船に中国漁船が衝突した事件で那覇地検はこの日拘留中の中国人船長を処分保留で釈放すると発表しました。その理由を「わが国国民への影響や 今後の日中関係を考慮した」と述べました。

日本国の主権と国土と国民を護らずして何の国家であるか。何の法であるか。

今回の対応は、国際社会からの我が国への信用と信頼を失墜し、国益を大きく損なう外交上の大汚点であると共に、法の番人への信義と信頼を失わせる、法治国家としての終焉ともなる大失態です。

そもそも能天気な友愛外交と国益を考えない普天間問題での無責任な対応によって、日米間、本土と沖縄の間に不協和音を生じさせた結果、中国に付け入る隙を与え、尖閣諸島が竹島同様な不法占拠状態化する危険を招来した自覚がありません。

那覇地検に、外交や国家の主権を云々する権限はありません。

総理や官房長官をはじめ民主党政府はも全ての責任を海保と那覇地検に押し付け、「政治主導」を自ら否定して恥じ入ることもありません。卑怯極まりないことと怒りを禁じえません。

政府がなすべきことは姑息な小手先のごまかしではなく、日本の正当性を訴え、衝突ビデオの全面公開、今後国境地域の無用な紛争を未然に防止するために、海上保安庁の警備体制を充実させ、与那国島・尖閣諸島への自衛隊の常駐配備を含めて国土と国益の防衛の覚悟を「領海警備法」などの法律を早急に制定することで内外に示すことです。

政府が隠していた尖閣事件衝突ビデオが、海上保安庁職員の職を賭しての公開によって明らかにされました。ビデオ公開の経緯につきましては様々な議論や問題もありますが、一方で中国側の主張が全て嘘であることが、日本国内だけでなく世界に向けて明らかにされました。

そこには意図的に体当たりを繰り返す凶悪な中国船の行為が映し出されていました。
国民の知る権利がこのような形でしか果たされなかったことは誠に遺憾です。しかしこのビデオのどこが今なお秘匿し続けなければならない「国家機密」なのか。誰にとって都合が悪いのか。最初から余計な画策をせずに公開していれば何の問題もありませんでした。

中国はあくまでも尖閣諸島は自国の領土だと主張し、相変わらず監視船や調査船を尖閣周辺海域に出没させています。黄海での中国漁船の韓国警備艇への体当たり事件も発生しており、事態は終焉しているわけではなく、深刻さは増しています。

また民間の方の政権への批判を、防衛省が事務次官通達まで発して制限するように求めるという、前代未聞、まさに民主主義の根幹である言論の自由を封殺することを、平然と何の臆面もなく行っています。民主主義を掲げる政党のすることではありません。これでは批判者を弾圧する中国共産党と何ら変わるところがありません。

私たちの祖先は、相手がどれほど巨大であろうと怯むことなく、その非道な振る舞いを断じて許さず、他国の植民地になることを拒否し、民族の誇りと自主独立、生存を賭けて立ち上がりました。諸盟邦の苦しみを自らの痛みとして立ち上がりました。

中国に一方的に譲歩し「無抵抗」との誤ったメッセージを発することは、逆に動乱の火種となります。我が国だけでなくアジアの平和を実現するためにも、中国の脅威にさらされている諸盟邦、弾圧されている自由を求める中国人民と連携し、断固とした姿勢を示すことこそが、中国に対しての抑制になるのです。

■領海警備法の制定を!

今回の尖閣事件は、日本と日本人を太平楽な眠りから冷徹な現実に目覚めさせる歴史的な転換点です。1人でも多くの日本人が問題意識を持ち、日本の領土・主権・国益を守る意識に目覚めれば、日本は大きく変化します。

逆にこの機会を逃しては日本を再生することは出来ないと考えます。

実効支配している尖閣を守りぬくこと、そのための行動を起こし成果を上げることが、北方領土・竹島問題への解決、北朝鮮拉致の解決に続く唯一の道であると信じます。

現憲法は国家と国民の安全を「諸国民の公正と信義に信頼して」いますが現実には周囲を日本を敵視する非民主核保有国が占めています。憲法で独立国として日本の主権・領土・国民を自らの手で守るという大前提を放棄し他国に自国の防衛を委ねていることが一番の問題なのです。

今なすべきことは、まず国境で任務についている海上保安庁職員や自衛官が、国益・領土・資源・国民の安全を守ると同時に彼ら自身をも守る「領海警備法」を早急に成立させること。現行憲法を見直し、日本人の手による日本人のための真の独立国憲法の制定に着手すること。日本の国益と日本人の安全を守るために政権交代を果たすこと。この三点です。

たちあがれ日本や日本会議では、領海警備法制定のための国会請願署名活動を行っております。国民の声を政府に叩きつけるために、どうかご協力をお願い申し上げます。

■民主党打倒し、「保守」基軸の政界再編を

民主党のバラマキ政策では景気回復は出来ません。国を疲弊させ、将来に負担のみを残すばかりです。保守を基軸とする政権交代を実現し、日本を元気にする責任ある政治を実現しなければなりません。

日本と日本人は真に豊かで幸せな国家、誇りある国民になることができ、今以上に世界と人類の福祉と平和の実現に貢献することが出来る、素晴らしい能力と底力を持っています。

大人たちの醜態を日々見せつけられ、恥辱と汚辱に満ちた「日本は侵略国であり、日本の歴史には誇れるものなど何もない」という歴史観を教えられた子供たちが、どうして両親を尊敬し、先祖や英霊に感謝し、誇りある日本国だと胸を張って生きることが出来るでしょうか。

誇りある真実の歴史に触れ、何が正しいかということを学びさえすれば、必ず真の日本人として覚醒するものと信じます。その覚醒の輪を、目覚めた人々が1人でも多く広げることこそが日本を救うのです。

国を思う心に年齢や世代など関係ありません。知らないことを、誤ったことを正すことに「手遅れ」ということはありません。

「最悪を想定し、最悪に備え、最悪の事態を回避する」それこそが政治の要諦だと考えます。子供たちに誰からも脅かされることがない安全で平和な誇りある祖国日本を継承する。それが今を生きる私たちの義務であり責任です。

志を同じくする心ある国民の皆様と共に、正々堂々と日本の国益と主権、日本人の平和と安全を守るために行動して参ります。私たちの持つ危機感と、今現在だけではない、過去と未来の日本と日本人への責任を果たすという決意を受け継ぎ、後に続くものが必ず立ち上がってくれるものと信じます。

本年も何卒宜しくお願い申し上げます。


平成二十三年 年頭揮毫
「至誠」


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