梅梅
新年の御挨拶
photo 昨年十二月一日、内親王殿下が御誕生されましたこと心からお慶び申し上げます。
 テレビで見た街頭インタビューの人たちの顔が、皆どれも満面の笑顔であったことがたいへん印象的でした。内親王殿下の誕生は、厳しい経済環境の中で戦乱と激動で幕を開けた新世紀の始まりの年にあって、新しい時代を象徴する明るいニュースであります。敬宮愛子内親王殿下のこれからの健やかな御成長を心よりご祈念いたします。

photo 一昨年最後の通商産業大臣を拝命して以来、昨年一月六日の中央省庁再編で新たに誕生した経済産業省の初代大臣となり、四月に発足した小泉新内閣でも留任となり、三期連続で同じ役所の大臣をしています。この一年余の大臣生活を振り返ると、経済産業省は本当に人使いの荒い役所だと思います。海外出張のべ十三回。パリ出張は一泊四日、シンガポールは〇泊三日、カタールは四泊八日でした。このように人使いが荒いのは、人的資源は世界有数のレベルなのに天然資源に全く恵まれていない日本が産業を興して価値の高いものを生み出し貿易を盛んにしなければならないという背景のもとで戦後一貫して多く経済を発展させるの政策課題に取り組んできた役所の伝統のようです。

photo なぜ現在の我が国は元気がないのでしょうか。それは、政府も国民の皆様も、更には政治も自信を喪失してしまっているからではないでしょうか。
 私は、政府が構造改革に果敢にチャレンジし、国民の皆様がその気になれば、民間の力が最大限に引き出され、必ず日本の再生が達成できると確信しています。そして、そのためには、まず政治がはっきりとした道筋を示すべきと考えています。
 日本の将来はけっして悪い面・悲観的な部分だけではありません。底力はあるのですから、明るく発展性のある部分にしっかりとスポットを当てて伸ばし「安心」していただけるように頑張って参りたいと存じます。我が国の国民は優秀であり、技術力も世界のトップレベル、個人金融資産も約1千四百兆円とダントツの世界一、外貨準備高も圧倒的にナンバーワンであり、世界のどの国に比べてもそのポテンシャルにおいて引けを取りません。低迷している日本の経済に活力を与え、再び持続的な安定軌道に乗せることが肝心であり、新規産業の創出、雇用拡大に向けて全力で取り組んでいるところです。

photo 様々な不安定な要素が強調され不安感が助長されています。テロリズムや犯罪に対する不安や景気をはじめ老後など将来への不安などなど。しかし我が国は五十余年前のあの敗戦の焦土の中から今日の復興を果たしてきたのです。現在の困難も必ず克服できます。今こそ政治が安定し、「社会や国民の生命財産を守る」ということを何よりも断固とした決意と行動ではっきりと内外に示すことが必要です。
 私も「政治屋ではなく真の政治家を目指す」という原点に立ち、本年も一生懸命に諸問題に取り組んで参ります。どうか本年も何卒宜しくお願い申し上げます。

平成14年(2002) 初春
経済産業大臣 平沼 赳夫

address お問合せはこちらまで
info@hiranuma.org

Copyright(c)2000 HIRANUMA office - All rights reserved